ご相談からご依頼までの流れ
はじめてご相談される方へ
2023.11.03
法律事務所にご相談されることが初めての方も多いと思います。ここでは、弊所における初回の相談から、ご依頼事項の終了に至るまでの経緯を簡単にご説明します。
法人のご依頼者様を前提に記載していますが、個人の場合も同様です。
お問合せ
まず、お電話又はお問合せフォームからお問合せ下さい。お電話又はメールにて、貴社名、ご担当者様のお名前、相手方、問題となっていることを弊所事務員より簡単にお伺いします。
弊所との利害関係に問題がない場合は、弁護士から詳細をお伺いすることになります。初回の打ち合わせのお時間を頂くか、お電話等でお伺いします。
弊所の依頼者の相手方となる可能性がある等の場合は、ご相談自体お受けできません。
初回打ち合わせ期日の設定及び方針の策定について
弊所における面談又はオンラインにて打ち合わせさせて頂く時間(概ね1時間程度)を頂き、ご事情、問題となっている事実関係についてお伺いします。事前に確認しておく資料等がございましたらメール等でご共有ください。
初回打ち合せにおいては、お伺いした事情を元に、当職において対応方針及び費用についてご提案いたします。内容についてご理解、ご納得頂けた場合は正式に委任契約を締結頂きます。
- ご契約においては、委任契約書及び委任状の内容をご確認頂き、ご捺印いただく必要がございます。
- 契約書の取り交わし完了後、上記対応方針に基づいた対応に着手いたします。正式契約までは特段の費用はかかりません。
- 正式契約締結後、弊所より着手金の請求書を送付させて頂きます。
正式契約時には、連絡先電話番号、メールアドレスをご登録頂きます。
具体的な対応について
通常は、弊所より相手方に対して文書で、ご依頼者様からの委任を受けたこと及び問題になっている事項については弊所所属の弁護士において受任したこと、以後のご連絡は弊所まで頂きたい旨通知します。
通知書の送付以後は、ご依頼者様に対して連絡があったとしても、「ご連絡の件については、弁護士に委任しているため、そちらにご連絡下さい」と返答してくださいとご返答頂くことになります。
窓口を一本化し、混乱を避ける意味があります。
- 電話等をとる可能性のある従業員の方には上記をご周知下さい。
- 相手方のキャラクターによっては直接訪問する可能性がありますので、その際は上記同様にご対応頂き、退去しない場合は弊所弁護士にご連絡下さい。
相手方の主張内容や、方針に応じて、弊所弁護士において相手方とお電話又は直接面談等の上、相手方の考え(主張)を聴き取り、また、貴社の意思を伝えることがあります。
- ご依頼者様と協議して決定した方針に従って相手方が納得するように働きかけます。
- 相手方との間で意思の合致が見られた場合は合意書を作成します。
相手方に代理人弁護士が就いた場合は、代理人間で解決に向けて協議することになります。
終了処理について
相手方との合意が成立し、紛争状態が解決出来た場合は、対応は終了となります。
支払った実費その他の報酬を精算させて頂き、その他の業務がなければ終了となります。